ウィンブルドンが盛り上がっております!
2021年夏、2年ぶりとなるウィンブルドンが始まり、大変盛り上がっています!
2020年はあいにく見送りとなってしまったウィンブルドン、2年の時を経て、コロナ対策を慎重に行った上で無事に開催されました!
今回は、ウィンブルドンのチケットの取り方から、現地での楽しみ方をご紹介します。
テニスの聖地ウィンブルドンに、きっと行きたくなるはず!
チケットの種類と取り方
まずはウィンブルドンに行くための、基本的なチケット種類やとり方について、ご紹介いたします!
ご存知の方は、こちらまで飛ばしちゃってください!
チケットの種類
ウィンブルドンのチケットは、大きく4種類あります!
- センターコート
- No.1コート
- No.2コート
- グラウンドチケット (会場内に入るためのチケット)
まず、ウィンブルドン内には試合用のコートのが18面あり、その中でもNo.2以上のコートの試合が観たい場合は専用のチケットが必要となってきます。
そしてどのチケットを購入しても、ウィンブルドンの会場内には同じように入場でき、No.3以降のコートの試合は自由に観ることが可能です!
つまり、グラウンドチケットではNo.3以降のコートでの試合を観ることができ、その他のチケットではNo.3以降+該当のコートでの試合が見られるということです。
有名選手が出場するシード試合は、No.2以上のコートで行われるため、人気が高くチケットが取りづらくなっています。
チケットを取る方法
テニスの4大大会の中でも、最もチケットが取りづらいと言われているウィンブルドン!
チケットを取る方法は、大きく4つあります。
1.翌年分のチケットの抽選に応募する
→Wimbledon公式サイトから、翌年のチケットの抽選に応募することができます。
(毎年9月頃にアナウンスされます)
「Public Ballot」と呼ばれる毎年恒例の抽選ですが、当選確率はかなり低いようです。
2.試合の前日に販売されるチケットを購入する
→チケットは、試合の前日に販売される分も用意されているんです!
ticketmasterというチケット販売サイトで、前日になると販売されます。
こちらも、やはり倍率は相当高いようです。
3.当日分ののチケットを並んで購入する
→「当日分」と言っても、チケットは大変人気なので、かなり早くから並ぶ必要があります。
ウィンブルドンの名物でもありますが、前日から会場にテントを張って列に並ぶ方もいるほど。
★ただし、グラウンドチケットであれば、気軽に手に入ります!
17時以降に行くと、当日のグラウンドチケットが値下げされており、並ぶ時間も比較的短いです。
ディズニーのアフター6のようなイメージです。
4.当日に会場で再販チケットを購入する
→当日、早めに会場を出た人のチケットが再販され、会場で購入する事ができます!
並ぶ必要があるようですが、定価よりお安く販売されるので、途中からでも試合を観たい人にとっては良い手段だと思います。
2021年は例外でした!
2021年、コロナに影響され、チケットの購入方法が例年とは異なりました!
「チケットを取る方法」の3つ目と4つ目でご紹介した、当日にチケットを並んで購入する方法がなくなり、全てオンラインでの対応となりました。
※ウィンブルドン公式の見解としては、2022年には例年通りの方法に戻すようです。
というわけで今回は、公式のMy Wimbledonに登録し、オンライン上のチケット争奪戦に参加しました。
チケットは既に売り切れているものが多いですが、意外とキャンセルも出るようで、直前になるとちょこちょこ空きが出ていました。
センターコートを狙ってサイトに張り込んでいたら、奇跡的に2日後に空きが出て、無事にチケットを入手することができました!
事前に準備するもの
ウィンブルドンに行く前に、用意してよかったものをご紹介します。
ポイント
- ペットボトル
→ お水補充スポットが豊富にあるので、空のペットボトルでも良いと思います。
ただし、中身の見えない500ml以上の容器は禁止されているので、ご注意ください。 - おやつ
→ 試合は長丁場なので、空腹対策に持って行くと安心です。 - 温度調節できる服装
→ 7月のロンドン、気温の変化がとにかく激しいです! - 雨具
→ 観戦席は屋根のない場所もあります。レインコートが楽ちんです。 - (レジャーシート)
→ 会場内の芝生のスペースで、パブリックビューイングができます!
必須ではありませんが、特にグラウンドチケットで入場する場合は、あると便利だと思います。
※反対に、持ち込み禁止のものもありますので、行く前に公式サイトよりご確認ください。
服装に関しては、観戦者はドレスコードはありませんので、カジュアルな格好で問題ありません。
しかしさすがはテニスの聖地、スーツで行く伝統も残っているようで、カチッとした格好でいらしてる方も多かったです。
ウィンブルドンに行ってきました
当日の様子
2021年、ウィンブルドン6日目!センターコートに観戦に行ってきました!
最寄り駅はWimbledon駅ではなく、Southfields駅です!
Districtラインが通っています。
最寄り駅はウィンブルドン一色!地面がコートになってます!
広告までもウィンブルドンで統一されています!
最寄り駅からテンション上がります。
そして駅から10分ほど歩くと、ウィンブルドンのNo.1コートが見えてきます!
入り口は複数ありますが、どの入口からでも入場可能ですので、すいていたところから入りました。
ちなみに、今年は入場の要件として「コロナパス」というものが必要でした。
2回ワクチンを打つか、簡単な検査を受けて陰性の結果を提出すると、政府のアプリでコロナパスが発行できます。
そのコロナパスを入り口で提示すると、この様なリストバンドがもらえて、入場できました。
いざ会場に入ります!!
ウィンブルドーン!!!!
テニスの聖地、まさに夢の国のよう!!
芝で覆われた会場と、テーマカラーの紫で統一された、世界一オシャレな場所だと思います。
たくさんのテニスファンで賑わい、非常にテンションの上がる空間です。
センターコートに向かう途中、思わぬラッキーもありました。
フェデラーさんが!練習されている!(真ん中のお方です)
会場内は、思わぬところで選手を見かけることが、良くあるようです。
そして、センターコートでの試合は、言うまでもなく最高でした。
期待の若手女子、ココ・ガウフさんの試合と、2試合目にはフェデラーさんの試合を見ることができました!
センターコートでの有名選手の試合は、涙が出るほど面白かったです。
ココさんのサーブは男性選手をも超える速度で、大変な迫力でした!
ウィンブルドンの世界観にうっとりしながら、終始夢中に観戦させていただきました。
会場内には、あの有名な芝生スペースもありました!
センターコートやNo.1コートなどの試合が中継されており、たくさんの方がのんびり観戦を楽しんでいました。
広々していて、とても気持ちのいい場所です。
最後にウィンブルドングッズを買って帰ります。
緑と紫のウィンブルドンカラー、とてもおしゃれで可愛いです。
ウィンブルドンタオルは、試合中に選手の方も使っていたりしたので、買わずには帰れません。
午後12時に会場に入り、夜9時過ぎまでたっぷりとウィンブルドンで過ごしました。
「イギリスに来てよかった、、」と心から思える、とても大満足の一日となりました。
ウィンブルドンでやりたいこと
そんな夢のウィンブルドン、来たときにぜひやっておきたいことをご紹介します!
【その1】PIMM'Sを飲む
ウィンブルドン名物のカクテル、PIMM'Sです。
きゅうりやライムが入っていて、甘くてさっぱりしたお味で、とても美味しいです。
今年から、会場全体でプラスチックカップをやめて、再利用可能のカップを使っているみたいです。
観戦前の一杯、最高でした!(観戦後にもう一杯いただきました)
【その2】ストロベリーを食べる
ウィンブルドン名物、ストロベリー&クリーム!
1877年の初めての開催のときから、ここで食べられている伝統あふれるストロベリーです。
ウィンブルドンに来たからには、食べないわけにはいきません!
ウィンブルドンの伝統のお味は、普通のストロベリーよりも甘くておいしかったです。
【その3】試合で使われたボールを買う
試合で選手が使用したボール、なんと買うことができるんです!
ウィンブルドン開催中に使われるボールの数は5万4千個を超えるということですので、売られているのも納得です。
14番コート近くの売店で売られています。
3個入りで3ポンド、6個で5ポンドという大売り出しっぷりです。
お昼頃を狙っていくのが良いようですが、販売の時間は特に案内されていないので、こまめにチェックするのが良さそうです。
18時過ぎに行ったときには、あいにく売り切れていました。。。
【おまけ】ウィンブルドン犬を愛でる
大イベントウィンブルドンは、ワンちゃんたちの力も借りながら運営されています。
こちらのワンちゃんも、爆発物を検出するという重大任務を担っています。
そんな重大な役割を背負う立派なワンちゃんですが、やはりナデナデには弱いようでした。
人懐っこくて、とっても可愛かったです。
働くワンちゃんを見つけたときには、ぜひご挨拶してみてください。
おわりに
テニスの聖地ウィンブルドンは、まさに夢の国でした!
グラウンドチケットは比較的取りやすいですし、来年分の抽選を今年から狙ってみるのもいいと思います。
ここまできて言うのもお恥ずかしいですが、実は当方、テニスに関してかなりミーハーです。
そんな自分でも、涙が出るほど最高に楽しめた場所でした!
テニス好きな方も、まだこれからの方も、ぜひウィンブルドンに行ってみてください!
テニス大好き!!