「ある日、少女が空から降ってきた…」
『天空の城ラピュタ』、日本を代表する大変素晴らしいジブリ映画です。
その『天空の城ラピュタ』を制作する上で大いに参考にしたとされるのがウェールズ地方!
公式サイトでしっかりと紹介されているんです!
ジブリ映画の景色は、「創作が加わる為、全く同じ風景に出会うことはない」と述べられてはおりますが、
大いに参考にされているのであれば、ひと目見てみたいです!!
ということで行ってきましたウェールズへ!!
ジブリファンとして、行かない手はありません!
北ウェールズまでの行き方
そんなラピュタのモデルとなったウェールズですが、ラピュタスポットは南から北まで数々あります。
ウェールズ内、全部まとめて回りたいところですが、南ウェールズと北ウェールズが車で4時間ほど離れていて、実は結構遠いんです!
イメージですが、この様な感じです。北→南ウェールズは、ロンドンから南ウェールズ以上の距離があります。
その為、今回は北ウェールズに絞って行きました!
北ウェールズ内での行きたいスポット間の移動に車が便利そうでしたので、今回はロンドンから3日間レンタカーを借りて行きました。
ロンドンからのレンタカーはVIRTUOがおすすめです。数日単位で借りると大変お得です!
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もちろん電車で行って、回る事もできます!
その場合は、ロンドンのユーストン駅からバーミンガム乗り換えでコンウィ駅を目指すのが良いかと思います。
Avanti West Coastのウェブサイトなどからチケットの予約ができます。
ちなみに南ウェールズも、ロンドンからバスを利用すると往復10ポンドくらいですので、週末にちょちょっと気軽に行けちゃうと思います。
長期のお休みで行く場合には、北も南もまとめていくのも良いかもしれませんが、どちらかだけでも大充実の旅行となるはずです!
今回の旅程
というわけで、今回の北ウェールズ旅行は2泊3日で行きました!
行きたいところを回るのに、移動も含めて、3日間まるまる使いました。
簡単ですが旅程をご紹介します。これから旅行に行く方の参考になると嬉しいです。
旅程 ~北ウェールズ2泊3日~
- 1日目
- ロンドンから車で移動(約4~5時間)
- ポウイス城
- 2日目
- カーナヴォン城
- 世界一長い駅名の駅
- コンウィ城
- スランディドノ街歩き
- スノードニア国立公園
- 3日目
- スノードン登山鉄道
- ロンドンまで車で帰宅(約4~5時間)
※青字の3つのお城を、今回のラピュタ編でご紹介していきます!
おすすめの観光スポット ~ラピュタのお城巡り編~
北ウェールズでは、上の旅程のように7つの観光スポットを回りました!
まとめて紹介すると長くなってしまうので、今回の記事ではラピュタ世界観ののモデルとなった(であろう)3つのお城をまずはご紹介いたします。
※「北ウェールズ地方を大いに参考にした」と述べられているだけですので、ここからは憶測でございます。
ポウイス城(Powis Castle)
ポウイス城は、まさにあの天空に浮かぶラピュタ城、そのものです!
自然とお城が共存しているような雰囲気があり、ポコポコと丸い木々が今にも動き出しそうです。
ロボット兵が肩に小鳥を乗せて歩いている姿が想像できます。
さりげなく本家ラピュタ城を混ぜても全然バレませんね!
レンガ造りのお城と、丸い木々や植物の重なり合っている感じが、あの神妙なラピュタ城を思い出させます。
庭園はとっても大きくて、隅々までこだわってガーデニングが施されており、大変見ごたえがありました。
お城の中にも入ることができ、それはそれは趣のある、大変に美しい空間でした。
イギリスに数々あるお城の中でも、トップクラスに美しい城内なのではないかと思います。
残念ながら撮影禁止でしたので、写真を見せられないのですが、ぜひお城の中まで見学するのがおすすめです!
カーナヴォン城(Caernarfon Castle)
カーナヴォン城は、ラピュタの中でシータとパズーがムスカ大佐に幽閉されていた場所のモデルではないかと言われている場所です。
1330年頃に完成したと言われているので、約700年もの長い歴史のあるお城です。
石造りの立派なお城、きっとあのあたりの窓からシータが外を眺めているのでしょう。
お城の中にも、もちろん入ることができます。
内装などはもう残っていませんが、石造りのお城の雰囲気を存分に味わうことができます。
映画のシーンと重なる景色が多く、ラピュタを思いながら城内を歩くのがとても楽しかったです。
こ、この橋は!
ロボット兵がシータを救う、あの橋でのシーン!
筒状の建物の造りも、非常に似ています。
お城のてっぺんの雰囲気も、ロボット兵とシータが見えてきそうなほどにそっくりです。
そして、カーナヴォン城の周りには、大変かわいい雰囲気の城下町があるんです!
レストランやカフェもたくさんあるので、お城歩きの休憩にもぴったりです。
城下町散策も含めてたいへん楽しめる、素敵な場所でした。
コンウィ城(Conwy Castle)
コンウィ城も、きっと間違いなくシータとパズーがムスカ大佐に幽閉されていたあのお城のモデルでしたのでご紹介します。
宮崎監督が創造したラピュタの世界、こちらも大いに参考にされたうちの1つなのでしょう。
カーナヴォン城とちょっと似ていますが、コンウィ城は建物が崩れている箇所が多く、より歴史を感じられる建物でした。
とはいっても、歴史の古さはカーナヴォン城とほぼ同時期で、1290年頃に完成したと言われています。
崩れている箇所も多いですが、残っている部分は大切に保存されており、歩いて回ることができます。
ラピュタのシーンが思い浮かぶ景色があちこちにあります。
お城のてっぺんも歩くことができ、全体を上から見渡しながらぐるっと一周できます。
大変見晴らしがよく、360度にとってもきれいな景色が広がっています。
おまけですが、コンウィ城の近くにあったジェラート屋さんがおいしかったです。
お城のすぐ近くの、可愛い街並みの中にあるので、ぜひ寄ってみてください。
北ウェールズのマップ(観光スポット一覧)
北ウェールズ全体で回ったスポットは、次回の北ウェールズ(大自然と可愛い街編)の観光スポットも合わせて、こちらのマップに載せています。
グーグルマップにそのまま反映できますので、どうぞご活用ください。
おわりに
宮崎駿監督が訪れたかもしれない場所で、ラピュタを重ねながらみるお城の景色、大変感動的でした!
ラピュタをまだ見たことのない方でも、きっと心に残る景色です。
(素晴らしい映画なのでぜひ見てみてください!)
しかし北ウェールズ、お城巡り以外にも、見どころ満載なんです!
というわけで次回は、「大自然と可愛い街を巡ってみる編」として一緒に回れる観光スポットをご紹介してきます!
【国内小旅行!】北ウェールズで大自然と可愛い街を巡ってみる
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バルス!