北から南まで、自然豊かで見どころ満載のウェールズ地方。
あの『天空の城ラピュタ』のモデルとなっていることでも人気の旅先です。
北と南、2回に分けて旅してきましたので、今回は【南ウェールズ編】として見どころを紹介していきたいと思います。
北ウェールズ編はこちら↓
【国内小旅行!】北ウェールズで大自然と可愛い街を巡ってみる
続きを見る
1泊2日で南ウェールズ大満喫!!
南ウェールズまでの行き方
南ウェールズ、例えばロンドンからの場合、各交通手段の所要時間はこんな感じです。
電車の場合
電車の場合、ロンドンのパディントン駅からウェールズ首都のカーディフまで、2時間弱。
Great Western Railway(GWR)を使って一本です。アクセス抜群です!
そして、GWRはナショナルレールウェイなのでRAIL CARDに登録すると割引が適用されます。
(RAIL CARDの紹介記事は→こちら)
車の場合
車を使うと、例えばロンドンのパディントン駅から首都のカーディフまでは、3時間ほど。
電車よりもプラス約1時間ほどかかりますが、南ウェールズの観光スポット間の移動が楽なのでオススメの方法です。
ちなみに今回の旅では、車を使っていきました。
観光スポット間の移動が楽だったのと、宿泊先が車でないと行きづらい場所にあったためです。
※毎度の紹介ですが、レンタカーはVIRTUOというサービスがとても使いやすいです。
(VIRTUOについてはこちらの記事で紹介しています→『【おすすめレンタカー】VIRTUOを使ってイギリス中をドライブしてみる』)
宿泊先は『Llangoh hall』というローラアシュレイのマナーハウス。
あまりにも素敵な場所だったので、こちらの記事で別途紹介しています!
【ウェールズに泊まる】ローラアシュレイの歴史あるマナーハウスに宿泊してみる
続きを見る
南ウェールズの旅程
今回、南ウェールズの旅程は1泊2日。
土日を使って行ってきました。
こんな感じの旅程で、まるまる2日間の旅でした。これから計画される際の参考になるとうれしいです。
旅程 ~南ウェールズ1泊2日~
- 1日目
- ロンドンから車で移動(約3時間)
- カーディフ
- ビッグ・ピット国立石炭博物館
- 宿泊:Llangoed hall
- 2日目
- Hay-on-Wye
- Tintern Abbey
- ロンドンまで車で移動(約3時間)
おすすめ観光スポット
南ウェールズの見どころは盛りだくさん。
1泊2日の旅に回れる、主要なスポットに絞って紹介します。
カーディフ(ウェールズの首都)
ウェールズの首都であり、最大の都市でもあるカーディフ。
交通のアクセスがよく、ロンドンからも電車1本で2時間弱で行けてしまいます。
カーディフ城を中心に栄え、都会の賑わいの中に、どこかレトロな雰囲気が漂うステキな町です。
カーディフ城の敷地内は、チケットがなくても自由に入ることができます。
敷地内では美しいカーディフ城全体を望めるだけでなく、ちょっとしたカフェスペースなどもあり、散策を楽しめます。
※お城の中に入るためには、入場チケットが必要です。(公式サイトから購入できます)
ウェールズ国旗のレッドドラゴンもいらっしゃいます。
レッドドラゴンさんは国民的人気を得ているようで、ウェールズのいたるところで見ることができました。
Cardiff Castle
また、カーディフの1つの特徴とも言えるのが、アーケードがたくさんあるところ!
カーディフの街を歩いていると、いたるところに可愛らしいアーケード街を見つけられます。
その中でも、High Street Arcadeにあるカフェが、カフェ好きとしてはたまらないステキな場所でしたのでご紹介します!!
High Street Arcadeを進んでいくと、ひときわ賑わっている一角が。
『BARKER TEA ROOMS』という老舗の人気カフェです。
ガラス天井から日の光を感じられるレトロなアーケード街で、ティータイムを楽しめる素敵な場所です。
アーケード側の席も人気ですが、店内もとってもおしゃれ!
英国感あふれるアンティーク調のインテリアが素敵なオシャレ空間が広がっています。
お手洗いの細部までがおしゃれでした。
雰囲気だけでなく、お食事や紅茶も大変おいしかったです。
カーディフ散策のひと休みにぴったりの場所ですので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
Barkers Tea Rooms
住所:8-12 High Street Arcade, Cardiff CF10 1BB
営業時間:9am–5pm(日曜のみ 10am–4:30pm)
ビッグ・ピット国立石炭博物館(ラピュタのモデル地)
ビッグ・ピット国立石炭博物館、南ウェールズにある世界遺産の1つです。
天空の城ラピュタで、炭鉱で働くパズーがシータをキャッチする、あのシーン!
『ある日、少女が空から降ってきた…』
そのモデルと言われるのが、このビッグ・ピット国立石炭博物館(Big Pit National Coal Museum)なのです。
カーディフから、北に1時間弱ほどドライブしたところに位置しています。
(電車やバスの場合は2時間ほど)
かつて炭鉱だった場所を、炭鉱の歴史や施設を見学できるギャラリーとして一般公開されています。
なんと入場は無料!
炭鉱の歴史とともに見学して回ります。
かなり見ごたえのある施設で、入場無料だとは思えません。
今にもシータが空から降ってきそうな建物もあります!
趣があり、ラピュタの空気感が溢れ出る、楽しい施設でした。見ごたえバツグンです!
入場料は無料ですが、事前予約が推奨されています。(→公式サイトより)
駐車場は5ポンドです。
また、お土産ショップのオリジナル商品も可愛かったので、ぜひのぞいてみてください。
南ウェールズでしか見られない、ラピュタの雰囲気たっぷりのビッグピット炭鉱。
とてもおすすめです。
Big Pit National Coal Museum
Llangoed hall(ローラアシュレイのマナーハウス)
今回の1泊2日旅行の拠点としたのが、 Llangoed hall。
ローラアシュレイのご家族がオーナーをしていたマナーハウスです。
館内のいたるところにローラアシュレイデザインが施されていて、とてもおしゃれな最高の宿泊先でした。
こちらの記事で別途ご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
【ウェールズに泊まる】ローラアシュレイの歴史あるマナーハウスに宿泊してみる
続きを見る
宿泊はしなくても、館内の見学やレストランでの食事(食事は要予約)もできるようです。
ローラアシュレイの世界をたっぷり味わえる素敵な場所ですので、ぜひ立ち寄ってみてください。
Hay-on-Wye(アンティークと本の町)
Hay-on-Wyeは『世界初の本の街』であり、『古書の聖地』とも呼ばれる小さな町です。
本の街でもありますが、同じくらいアンティークショップもたくさん!
こじんまりした可愛らしい街に、古本屋さんとアンティークショップが軒を連ね、街歩きが楽しめる場所です。
歴史ある本屋さんの数々、建物を見学するだけでも楽しいです。
中に入ると本の香りが。本屋さんの空気に癒やされます。
気になるアンティークやさんもたくさんあります。
カフェやお昼どころ、アイス屋さんなどもありますので、旅のひと休みに立ち寄るのにぴったりな街でした。
英国かわいい街ランキング、かなり上位です。(いほっち調べ)
Hay-on-Wye
Tintern Abbey(修道院廃墟)
1131年にシトー修道士によって建てられた修道院、Tintern Abbey。
現在は窓も天井もない廃墟ですが、一般公開されており、歴史をたどりながら見学することができます。
こちらは教会の部分。ゴシック建築の美しいデザインが残っており、圧巻の景色です。
鳥の棲み家になっているようで、自然と一体化したような雰囲気を感じられました。
(ドラクエ好き夫婦、どこに宝箱がありそうか想像しながら見学を楽しみました。)
歴史を感じられる、厳かで圧巻のTintern 修道士。ぜひウェールズへ訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。
Tintern Abbey
各スポットのマップ
1泊2日の南ウェールズ旅行、おすすめスポットをこちらのマップにまとめました。
Google Mapにそのまま反映できますので、ご旅行の際の参考になれば幸いです。
おわりに
ラピュタの炭鉱に古本の街、修道院廃墟など、、ウェールズをますます好きになる素敵なスポットが盛りだくさん。
歴史あふれる可愛い景色をたくさん見つけられて、ウェールズらしさを感じられる大満足の旅となりました。
北ウェールズ旅行はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
【国内小旅行!】北ウェールズで大自然と可愛い街を巡ってみる
続きを見る
ウェールズ大好き