宮殿やガーデンなど、イギリスには何度でも行きたくなる魅力的な観光地がたくさんあります!
ありがたいことに無料で行ける場所も多いですよね。
しかし入場料金がかかる場所も、もちろん少なからずございます。
例えばロンドン塔やキューガーデン、ケンジントンパレスなど、、、
え?それらの宮殿にすべてお得に入場できる年パスがあるですって?
そう、それが、Historic Royal Palaceメンバーシップ!
上に述べた場所を含め、全部で6つの英国王宮へ自由に行くことのできる年間メンバーシップです。
イギリスの宮殿やガーデンに心ときめくあなたに、ぜひおすすめしたいお得なパス!紹介していきます!
Historic Royal Palacesとは?
Historic Royal Palacesとは?
Historic Royal Palacesとは、英国王室ゆかりの6つの宮殿を管理・整備し、一般公開してくれている団体です!
Historic Royal Palacesに含まれる王宮は、こちらの6つ。
※()内は大人1名あたり入場料です(2021年時点)
ポイント
- ロンドン塔(£29.9)
- ハンプトンコート宮殿(£25.3)
- ケンジントン宮殿(£23)
- キュー宮殿(キュー王立植物園)(£7)
- ヒルズバラ城(£9.9)
- バンケティング・ハウス(£7.5)※2021年時点:休館中
それぞれの王宮の魅力は、記事の後半で写真とともに紹介します!
個別の入場料はそこそこいいお値段。特に有名どころの3つの王宮は£20超えです。
ということで、年間パスのお値段と比較してみましょう!
年間パスのお値段は??
気になる年間パスのお値段は、このようになっています。
年間メンバーシップ料金
- 大人ひとり:£59
- ペア(2人組):£89
- ファミリー(大人1人+5~15才の子ども6名まで):£82
- ファミリー(大人2人+5~15才の子ども6名まで):£116
※登録時と同じメンバーでのみ利用可能
※家族以外、例えば友人同士での登録もOK!
このように、ロンドン塔など£20以上の王宮に3つ以上行く場合は大人ひとりの年パスの方がお得です。
そしてペアやファミリーメンバーはさらにお得になるので、2ヶ所でもとが取れてしまいます。
(私は、ロンドン塔とケンジントン宮殿に行きたい!というのがきっかけで、旦那さんとペアの年パスを購入しました)
ちなみにメンバーになると、カフェやショップでのお買い物が10%オフになるというオマケも!
詳しくは公式サイトをチェックしてみてくださいね。
Historic Royal Palaces一覧
会員になるとどこに行けるの??
というわけで、それぞれの王宮の魅力を簡単に紹介します。
有名どころはすでに知っているかもしれませんが、参考になれば幸いです!
★行きたい場所が2ヶ所以上ある場合には、年間メンバーの方がお得な可能性があるので、登録を検討してみてくださいね。
TOWER OF LONDON(ロンドン塔)
ロンドンを代表する世界遺産、ロンドン塔。
1000年近くの歴史がある、世界で最も有名な要塞のひとつです。
そして、実はイギリスのディープでダークな歴史がぎっしりとつまった、おもしろい場所でもあります。
ロンドン塔は要塞として築かれたあと、王宮・動物園・処刑所など、数々の機能を持っていたそう。
この場所で処刑された人は数しれず。。(ヒュ~ドロドロ~)
監獄では囚人たちの残したメッセージを見られたり、 ブラッディタワー(血塗られた塔) と名付けられた塔があったり。
そんな不気味な一面もありながら、楽しい見どころもたくさんあるのがロンドン塔の魅力!
広い城内は見どころが盛りだくさん。たっぷり半日は過ごせるボリューム感です。
TOWER OF LONDON
Google Map:London EC3N 4AB
入場料(大人1名):£29.9
HAMPTON COURT PALACE(ハンプトンコート宮殿)
ロンドン南西部にあるハンプトンコート宮殿。
ヘンリー8世の住んだ場所として知られる場所です。
大きなキッチンや住居スペースなど、ヘンリー8世が過ごしたお屋敷の中を見学することができます。
宮殿はとーっても広く、休憩しながら丸一日過ごせるくらいです。
宮殿の見学だけでもとてもおもしろい場所なのですが、季節ごとに開催されるイベントもハンプトンコートの魅力のひとつ!
英国最大の有名なガーデンフェスティバルが開催される場所でもあります。
そしてそして、これからの時期はハロウィンやクリスマスのイベントも開催されるんです!!
ヘンリー8世の過ごした素敵な宮殿の中でのクリスマスマーケット、、想像しただけでトキメキがとまりません。
年パスがあれば行き放題!要チェックです!
HAMPTON COURT PALACE
Google Map:Hampton Ct Way, Molesey, East Molesey KT8 9AU
入場料(大人1名):£25.3
KENSINGTON PALACE(ケンジントン宮殿)
ケンジントン宮殿といえば、ロイヤルファミリーの居住地。
ダイアナ妃が最後に暮らした場所であり、ハリー王子とメーガン妃の王室引退前の住居でもありました。
ハイドパークと川を隔てて西側、ケンジントンパレスガーデンズに位置しています。
2021年6月からダイアナ妃のウェディングドレスがはじめて一般公開され、話題となっている場所でもあります。
ウェディングドレスの展示期間は2022年1月まで。期間限定です。
宮殿内は細かな装飾が美しく、見ごたえがあります。
ケンジントン宮殿にはカフェもあり、テラス席はガーデンを見ながらお茶ができる最高のスポット。(カフェは入場チケットがなくても利用できます)
華やかな英国王室の住まいに入り込める、おすすめのお出かけスポットです。
KENSINGTON PALACE
Google Map:Kensington Gardens, London W8 4PX
入場料(大人1名):£23
KEW PALACE(キュー宮殿)
キュー宮殿は、キュー王立植物園の敷地内に位置する宮殿です。
※キュー王立植物園はHistoric Royal Palaces年間会員になることで「入場料が10%割引」されます。
他と異なり、入場無料にはならないのでご注意ください。
キュー王立植物園(Kew Gardens)は世界遺産であり、世界最大級の植物園。
そしてこの植物園の敷地内に佇むのが、キュー・パレス。英国最小の王宮といわれています。
英国最小というだけあり、本当にこじんまりした可愛らしい宮殿です。
しかし宮殿を取り囲むキューガーデンズの敷地は本当に広大。
約132ヘクタール、東京ディズニーランド2.5個分くらいの大きさです。
敷地は大きいですが、メインの見どころがいくつかあるので、マップを見ながら絞って行くことで効率よく回れます。
見たこともない植物を発見できるおもしろさと、豊かなガーデンに癒やされる素敵な場所です。
キューガーデンズは、クリスマス時期になると大迫力のイルミネーションが見られます!
2021年のイルミネーション期間は11月17日~2022年1月9日。
冬季限定のイベントですので、ロンドンのクリスマス気分を存分に味わいたい方は、ぜひチェックしてみてください!
KENSINGTON PALACE
Google Map:Royal Botanic Gardens, Richmond TW9 3AE
入場料(大人1名):£7
HILLSBOROUGH CASTLE AND GARDENS(ヒルズバラ城)
ヒルズバラ城は北アイルランドに位置する、ガーデン付きの美しいお城です。
アイルランド国務長官の住居でもあり、英国王室メンバーが訪れた際のゲストハウスとしても利用されているんだそう。
Historic Royal Palacesの中で、イングランドの外にある王宮は、アイルランドにあるこちらだけです。
アイルランドへ行く機会があれば、ぜひ足を運んでみたい場所です!
HILLSBOROUGH CASTLE AND GARDENS
Google Map:The Square, Hillsborough BT26 6GT
入場料(大人1名):£9.9
BANQUETING HOUSE(バンケティング・ハウス)※2021年現在:休館中
バンケティング・ハウスは、ロンドンのウェストミンスターにある王族の催事場として建てられた建物。
ホールの天井にはルーベンスの天井画があり、クッションで寝そべって鑑賞できる工夫もされています。
寝転びながら本物のルーベンスを鑑賞できるなんて、夢のよう…
しかし、、残念ながらバンケティング・ハウス、現在は休館中。再オープンの目処も立っていないようです。
せっかく年パスがあるからには行きたいところですが、今はグーグルストリートビューでガマンすることとしましょう。
しかしストリートビューだけでも圧巻!
BANQUETING HOUSE
Google Map:Whitehall, London SW1A 2ER
入場料(大人1名):£7.5
おわりに
イギリスにある英国王宮の数々、メンバーシップでお得に行けるのが嬉しいです。
それぞれの場所で、シーズンごとのイベントが開催されており、何回も足を運びたくなってしまいます。
(個人的には、特にハンプトンコートの季節イベントが毎回魅力的で、非常におすすめです)
お出かけの参考になりますように!
ハロウィンとクリスマスはイベントがめじろ押し!