日本のスキンケア用品を使い慣れていると、特に渡英したばかりの頃は「どれを買えばいいのか」と迷う方も多いのではないでしょうか。
私もその一人で、イギリスに来たばかりの頃は、自分に合うスキンケア製品がなかなか見つかりませんでした。
乾燥しやすくて、敏感肌。さらにはイギリスの強い紫外線にやられ、日光アレルギーを発症。(ガビーン)
そんなお肌弱めの自分が、長めの在英期間でいろいろと試して、最終的に安定して使えるものを大厳選しました!
決定版です!!
【イギリスで買える】おすすめスキンケアブランド
イギリスで買えるスキンケアブランドと、その中でも個人的におすすめの商品を順不同で紹介していきます!
がんばって厳選はしましたが、気合を入れて書いたので、少々ボリューム多めです。しかしきっとお役に立つと思います!
最後には用途別でもまとめているので、ご活用ください。
la roche posay
ラロッシュポゼは敏感肌のための化粧品としてフランスで誕生した、皮膚科医もすすめる有名ブランド。
日本でも、田中みな実さんが愛用しているブランドして人気ですよね。
la roche posayのおすすめの商品【 日焼け止め 】
商品名: Anthelios Ultra-Light Invisible Fluid Sunscreen
この日焼け止めが本当におすすめです!
日本のさらっとした日焼け止めに慣れていると、イギリスの日焼け止めはべったりしていて、特に顔に使うのにはイマイチ。。
ですが、こちらはさらっとしたテクスチャで非常に使いやすいです。
そしてなにより、お肌に優しく、紫外線予防効果が抜群!
日光アレルギーを発症した際、皮膚科医の方にもこの日焼け止めをおすすめされました。
イギリスの強い紫外線のもとではなくてはならない存在です。
Eucerin
ユーセリンはドイツのドクターコスメブランド。
研究開発に力を入れていて、信頼性の高い商品をつくっている安心のブランドとして定評があります。
Eucerinのおすすめの商品【 日焼け止め 】
商品名:Eucerin Sun Face Pigment Control SPF50+
なんと、シミに効果のある日焼け止め!
ユーセリンが特許を取得している「Thiamidol」という成分が配合され、シミを薄くする効果があるんです。
毎日使っていたら、シミになりそうな怪しい部分が気にならなくなって感激!
少々ペタペタするテクスチャなので、家にいる日の日中に使っています。
日焼け止めを塗りながらスキンケアもできる、ありがたい商品。もう5本目です。
Neal's yard remedies
イギリス生まれのオーガニックブランド、ニールズヤードレメディーズ。
アロマやハーブを取り入れた自然派の商品たちは、どれもお肌にやさしくていい香り。
Neal's yard remediesのおすすめの商品【 保湿バーム 】
商品名: Wild rose beauty balm
ビタミンたっぷりのワイルドローズを凝縮した美容バーム。
お肌がもっちり、ふっくらします。乾燥肌の自分にとってはなくてはならない救世主!
スキンケアの仕上げに、水分にふたをするように使います。
日本で購入すると1万円以上しますが、イギリスではAmazonなどで30ポンドほどで購入できます。
ちょっぴりおケチな私にとってはそれでもいいお値段ですが、のびが良いので、3ヶ月以上もっています!お得!
Caudalie
パリ発のスキンケアブランド、コーダリー。
ブドウを原材料に作られたコスメブランドで、ぶどうの種から特殊な方法で抗酸化作用のある成分を抽出し、美容成分として配合されています。
ナチュラル志向の優しいエイジングケアができるということで、人気のブランドです。
Caudalieのおすすめの商品【 トーナー(拭き取り化粧水) 】
商品名:Moisturizing Toner
朝の洗顔代わりにこの拭き取り化粧水を使うと、いい香りでさっぱりして気持ちいいです。
ちなみにトーナーは化粧水としても使用できます!
記事の最後にトーナーと化粧水の違いを説明しているので、見てみてくださいね。(簡単にいえばトーナーはさっぱりめの化粧水です)
他には、泡のタイプのクレンジングなども人気のようです。
Cerave
アメリカのスキンケアブランド、Cerave。
皮膚科医と共同で、セラミドをメインの成分とした商品開発が特徴のブランド。
セラミドといえば、保湿!乾燥肌の味方!
Ceraveのおすすめの商品【 洗顔ジェル 】
商品名: Hydrating Cleanser
ブランドを代表する大人気商品の、セラミド配合のジェル洗顔です。
洗い過ぎを防ぎ、セラミドで保湿をしてくれる、乾燥&敏感肌にとってありがたき存在。
Vaseline
日本でも定番のヴァセリン!
250mlで£3ほどと、日本で買うより気持ちちょっぴり安いので載せました。
Vaselineのおすすめの商品【 リップクリーム 】
普通のヴァセリンはもちろんですが、個人的にリップクリームサイズもおすすめです。
持ち歩きやすく、アマゾンだとわずか1ポンド。
日本には無い商品だと思います。
リップケアやハンドクリームとしても使えるので重宝しています。
Avene
南フランスの肌にいい温泉水を使ったブランド。
日本でも人気の商品としてドラッグストアなどでよく売られています。
Aveneのおすすめの商品【 アベンヌウォーター 】
商品名:Avene Thermal Spring Water
スプレータイプなので、お風呂あがりや洗顔後に顔にシューッとふりかけて、水道の硬水を洗い流すようにして使えます。
朝の洗顔代わりにもおすすめです。
イギリスの硬水がお肌に合わない方におすすめしたい使い方です。
アマゾンだと割引がきいて、10ポンドほどになることが多いのでお得です!
The body shop
日本にもたくさん店舗があるボディショップ、実はイギリス発のブランドなんです。
自然の原料を使用しているブランドで、価格帯がお手頃なのがうれしいポイント。
The body shopのおすすめの商品【 クレンジングバター 】
商品名:Camomile Sumptuous Cleansing Butter
しっかり落としてくれるのにお肌に優しい、カモミールを使ったバタークレンジング。とってもおすすめ。
普段使いはもちろん、小さいサイズもあるので旅行にもぴったりなんです!
小さいサイズは5ポンド、大きいのでも13ポンドほどなので、イギリスでクレンジングをお探しでしたらぜひ試してみてください。
Nuxe
パリ発の美容オイルのブランド、ニュクス。
使い心地の良い、植物由来の美容オイルが世界中から人気のブランドです。
Nuxeのおすすめの商品【 美容オイル 】
商品名:Nuxe Huile Prodigieuse
顔だけでなく、髪や全身にも使えるさらっとした保湿オイル。
スプレータイプで、スキンケア後にシュッと吹きかけて水分を閉じ込めるように使うのがおすすめです。
香りもよくて癒やされます。
日本だと5000円以上しますが、イギリスだと18ポンドほど。お得に買えるのが嬉しいです!
Weleda
スイス生まれの、オーガニックスキンケアブランドです。
特にボディオイルが有名で、栽培からこだわったという植物やハーブを使ったオイルは、お肌に優しくて安心。
Weledaのおすすめの商品【 ボディオイル 】
商品名:Weleda Birch Cellulite Oil
セルライトに効果のあるというマッサージオイル。
お風呂上がりに太ももなど気になる部分に塗って、コロコロしています。
(めんどくさがり屋なので)たまにしか使いませんが、たまに使うとスッキリするので気に入ってます。
Aveeno
オーツ麦を原料にした低刺激スキンケア、アビーノ。
敏感肌&乾燥肌の人に向けた製品をつくっていて、やさしくて保湿効果ばっちりです。そしてお安い。
Aveenoのおすすめの商品【 ボディクリーム 】
商品名:Aveeno Daily Moisturising Lotion
500mlで6ポンドちょいというお安さ!
NIVEAなど他の商品も試しましたが、これが一番のびがよくて、保湿力があり全身に使いやすいです。
お安いので、毎日全身に思いっきり使っても罪悪感なし。
香りがオーツ麦独特のものなのか、「いい香り!」という感じではありません。
その点、好き嫌いは分かれるかも知れませんが、保湿力&使いやすさを求める方にはおすすめです。
Bioderma
クレンジング水が有名なビオデルマ。
フランスで生まれた、敏感肌の人に向けたスキンケアブランドです。
Biodermaのおすすめ商品:ミセラーウォーター
商品名: Bioderma Sensibio H2O Micellar Water
ミセラーウォーター、ご存知でしょうか?
ミセラーウォーターとは
メイク落としと保湿を同時に行ってくれる拭き取りタイプのコスメ。
ミセルという粒子が肌表面や毛穴の奥の汚れを吸着し、お肌に負担をかけずに毛穴の細かいメイクや汚れを落とすことができる。
ヨーロッパではメイク落としの主流となってきているほど。
そんなミセラーウォーターの中で特におすすめなのがこちらのBioderma。
コットンにたっぷりと含ませ、優しく拭き取るように使います。
他のミセラーウォーターの有名なブランドだとGarnierなどがありますが、個人的にはこちらの方がマイルドな使い心地で保湿感があっておすすめです。
しかしクレンジング力はオイルクレンジング等には劣るので、私は簡単なお化粧や自宅で日焼け止めだけ使った日などで使い分けています。
The Ordinary
ラストはThe Ordinary。世界中で注目されている、大人気のブランドです。
人気の秘密は、質の良い美容成分が高濃度で配合されているのに、お安い!ということ!
消費者に寄り添ったブランド理念を持っており、美容業界の一番のコスト「広告費」を抑えることで、お安い価格でいい製品を提供してくださっています。
The Ordinaryのおすすめの商品【 美容液とピーリング 】
いろいろ試した結果で、おすすめしたいものに厳選しました。
【美容液】
・Buffet:アンチエイジングに効果的なペプチドを配合している美容液。ブランドを代表する商品。迷ったらこれ!
・Granactive Retinoid 2% Emulsion:シミ・シワに効果があるレチノール!レチノール製品はいくつかありますが、これが一番使いやすいです。
・VitaminC Suspension 23%+ HA:高濃度のビタミンC美容液。使い心地は少しザラッとしますが、お肌がワントーン明るくなります。
【ピーリング】
・Lactic Acid 5% + HA:優しめの乳酸ピーリング。私はこれでしばらく治らなかったニキビが治りました。感謝。
・AHA 30%+BHA 2% Peeling Solution:通称「血みどろピーリング」。ブランドの中でもトップクラスに人気の商品です。ピーリング効果は絶大ですが、成分が強いので注意して使う必要があります。
ほぼすべて10ポンド以下で手に入る破格っぷりです。
この他にも紹介しきれないほどのラインナップがたくさんあるので、目的に合った商品がきっと見つかるはず!
わたしはいつも、ドイツ在住のオペラさんのインスタやブログを参考にしています。
おまけ:イギリスには化粧水&乳液がない?
以上がおすすめの海外ブランドです。
しかし、お気づきでしょうか……化粧水と乳液がない…
実はイギリスのスキンケアルーティンは日本と異なり、「化粧水・乳液」のステップがありません。
参考までに、ざっくりとしたイギリスと日本のスキンケアルーティンの違いはこんな感じ。
スキンケアのステップ
【日本】
クレンジング→洗顔→化粧水→乳液→美容液→クリームやオイル
【イギリス】
クレンジング→洗顔→トーナー→美容液→クリームやオイル
イギリスでは化粧水や乳液を使う代わりに、トーナーを使うのがメジャーです。
トーナーとは、お肌のPH濃度調整や表面をキレイにする役割のある、拭き取り化粧水のようなものです。
保湿効果のあるものも多いので日本の化粧水のように使うことも可能です。
しかし、さっぱりした収れん化粧水のようなテクスチャですので、乾燥肌の方にとっては保湿力が物足りないこともあると思います。
その場合、化粧水&乳液に関しては、日本メーカーのものを使うのも手だと思います。
イギリスでも手に入りやすい安心の日本ブランドは、例えばこちら。
・花王 キュレル(Kao Curel)
・無印良品(MUJI)
・ロート製薬 肌ラボ(Hada Labo)
日本で買うより少々お高いですが、どれもイギリスで人気のブランドです。
特に安心の無印良品はお値段もそこまで変わらず、セールでお安くなることもあるので、毎日のスキンケアに取り入れるのにおすすめです。
用途別 さくいん
参考ですが、上のおすすめの商品を用途別にまとめてみました。
それぞれのブランド名をクリックすると、記事内の項目にジャンプします。
用途別 さくいん
- 日焼け止め:La roche posay、Eucerin
- クレンジング:The body shop、Caudalie
- 洗顔:Cerave
- トーナー(拭き取り化粧水) :Caudalie
- 保湿バーム: Neal's yard remedies
- リップクリーム:Vaseline
- 美容オイル:Nuxe
- 美容液:The Ordinary
- ボディケア:Weleda、Vaseline、Aveeno
- 硬水落とし:Avene
- 化粧水・乳液:花王キュレル、無印良品、肌ラボ
おわりに
イギリスで人気のスキンケア製品は自然派やオーガニックなものが多く、お肌に優しいものが多いです。
はじめの頃は何を使おうか迷子になることもありましたが、使い慣れた今では、なくてはならないお気に入りばかりです!
色々なブランドがあって探すのが大変ですが、この記事が参考になれば嬉しいです!
合うものが見つかりますように!